ビジネススーツの男性

退職願いを出したら上司が言ってくる6つのこと

どうも、おとさんです。
退職を決断したら退職願を出します。
特別な事情がない限り会社は引き留めようと動きます。
会社がどういう風に話しをしてくるかわかっていればそれに対する受け答えをあらかじめ用意できるのでよけいな引き留めを防いだり悩んで体調を壊したりせずに済みます。
この記事では実際に退職願を出した私が上司が言ってきたことを対策と合わせて紹介したいと思います。

上司が言ってくること6つ

  1. 生活はどうする
  2. みんな我慢している
  3. 冷静になれ
  4. やりたいことがあるのか
  5. 今までがんばってきたじゃないか
  6. 別の部署でがんばってみないか

実際に私が言われたことですが
どんな上司でも当てはまるはずです。

判断が間違っていると諭す

あなたの判断は間違っているから
考え直しなさいというパターンです。
順に解説していきます。

1.生活はどうする

これは1番に言われます。社会の状況もありますが「今辞めても仕事はないぞ」
「同業他社に就職してもうちより給料もらえないぞ」など生活レベルの低下を訴えてきます。
これは純粋にあなたのことを心配しての言葉だと思われる場合もあります。今後の計画なしにあなたが辞めようとしているなら受け止めるべきですがそんな人は少ないと思います。あなたの考えを説明する必要もありません。
「ありがとうございます、大丈夫です」ぐらい言っておきましょう。
なぜなら説明したところでなかなか納得などしてくれないからです。「おまえはそう言うけど」なんて言われて説明の無限ループに陥ります。

2.みんな我慢している

「つらいのはお前だけじゃない」または「そんなに深く考えるな」など
一緒にがんばろうと訴えるパターンです。
つらさというのは人それぞれで性格で受け取り方も違うでしょう。
またつらいの我慢して過ごすのか、それともなにか行動を起こすのかは個人の問題です。つらさに関して一緒の考え方になる必要などないのです。
「深く考えるな」なんてのはありえません。自分の人生がかかっているのに「深く」考えないわけはないのだから。
私がこれを言われたときは「それはわかっています。しかしここで働くことが私にとって今一番つらいことです。我慢などできません」とはっきり言いました。

3.冷静になれ

私はこれが一番きつかったです。「40過ぎのいいおっさんが会社に不満があるから辞めるとか言うな」「子供かお前は」と言われました。一時の気の迷いで変なことを言うな、辞めたあとどうなるかを想像してみろと不安をあおってくるパターンです。これも生活はどうするという質問と同じで
あなたがいくら明確な目標と計画を持っていてもなかなか理解してくれないはずです。
なぜならあなたが冷静ではないと思ってるから、自分が間違ってましたという答えを聞くまでまともに聞いてくれないでしょう。
これには自分ひとりで急に決めたことではなくて相談、熟慮のうえの判断だということを伝えましょう。
私の場合は「今、上司の話を聞いたうえでも判断は変わりません」と伝えました。

判断は尊重するが…

あなたの判断は正しいし尊重はするが
違う見方もあるのではないかと
諭すパターンです。

4.やりたいことがあるのか?

これはあなたの見通しの甘さや計画不足を
ついてくるパターンです。
つまり気持ちは理解した、じゃああなたの思う通りになるか一緒に考えようと言い考えを改めさせるのです。
次の仕事がすでに決まっていたりしっかりした目標があるなら問題ないでしょう。
しかしあなたがいくつかやりたいことがあり手探りの状態だとうまく答えられないかもしれません。
なにかひとつでも挙げてこれを
やっていきたいと言い決意が固いことを示しましょう。
迷っている感じを出すのはNGです。

5.今までがんばってきたじゃないか

あなたがこれまで会社で積み上げてきたものが無駄になる、もったいないと過去を振り返させるパターンです。
勤続年数が長いほど心に響く可能性はあります。
ですが無駄にはなってません。あなたが生きていく上で無駄な経験など一切ありません。あなたの行動や考え方の血となり肉となっているのです。
私の場合は過去のおかげでこうして文章を書けてます。
いろんな経験ができて感謝しているが判断は変わらないということを伝えてください。

6.別の部署でがんばってみないか

あなたの辞める理由が職場にあった場合、提案される可能性があります。
人間関係のリセット、自分の成長が見込める部署への異動やプロジェクトへの推薦など仕事への意欲を促すパターンです。
ですが適当な口約束ではあとから事情が変わったなど言われて反故にされる場合もあります。人事権のある上司なら少しは信用できるかもしれませんが絶対の保証はありません。
仮に残ったとしてもあなたが退職願を一度出した事実が後にどういう影響をもたらすかをよく考えるべきです。
気持ちや配慮は感謝しているが退職を
希望していることを伝えましょう。

感謝の気持ちと強い意志

ここまで引き留めのパターンを紹介してきました。
引き留めの理由は裏にあなたが本当に惜しい人材である、人員不足を懸念している、上司が自分の評価を気にしているなどがあるでしょう。
しかし半分はあなたの心配をしてくれてることに間違いはありません。
どんな受け答えをするにしても感謝の気持ちを出すことが大事だと私は思います。
「会社に感謝することなんてない」と思う人もいるでしょうが経験させてくれたこと一点に関しては感謝するべきです。
どんな思いも経験も財産です。そしてそれは役に立つものですから。

感謝と共に必要なものが
辞めるという強い意志です。
上司だけでなく話を知っている先輩や後輩、同僚がいたら様々な忠告をしてくれるでしょう。よほどのブラック企業であったり、あなたの心のうちを知る人ならば応援してくれるかもしれませんが基本的には反対されるはずです。
自分以外に理解してくれる人がいないと弱気になってしまいます。そのときに強い意志を持っていれば乗り切れます。
人の意見を聞き入れるのは大事ですがそれは最終的には自分の判断です。
あなたは独りよがりの急な考えで決断を下したのですか?
それとも時間をかけて信頼できる相手に相談し、その上で出した決断でしょうか?
退職願を出した後、心が揺らぐようなら会社に残るべきかもしれません。

まとめ

退職願を出したら上司が言ってくる6つを紹介しました。
人の性格にもよりますが私はまわりから心配と配慮を感じました。もちろんそれをまったく感じない人もいましたが…
また自分が辞めたあとに残る仲間に対して申し訳ない気持ちにもなりました。
忙しくなることがわかっているからです。
理由やきっかけはどうあれ自分のさらなる成長や幸せのために辞めるのです。
何度も言いますが現状に対して変化を求めるのか維持を選ぶのかは個人の判断です。会社なんて自分がいなくてもまわるのです。

辞めたあとは今までと同等かそれ以上の努力が必要になります。上司から「辞めることで今より良くなるのか」と問われました。
さらなる努力や我慢が必要なのは現状でも
同じではないかと言うのです。
同じようにつらいなら生活の面など考えたら今を選ぶべきだと。

そのとおりかもしれません。
でも同じなら時間をかけて自分で
選択した道を行きたい
と思ったのです。

あなたはどう思われますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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